reloadopenprintfindstop
memoream

monologue – empty –

時々、恐ろしく空虚なキブンになるときがある。

常に自分を後ろから見下ろしているような性格で、何をやるにしても第二の自分が横やりを入れている。
そしてその第二の自分に第三の自分が・・というような、まるでケプラーの知覚理論のような状態になる。

 

ちなみにこのケプラーの知覚理論のイメージは嫌いではない。
ケプラーの知覚理論は眼球(視覚装置)が捉えた外界のイメージを、脳の中の小人が見ることで人は外界を知覚できる、というものだ。
まぁ、これはデカルトの知覚理論によって否定されたわけだ。
そしてデカルトの知覚理論はつい最近までAIのベースになっていたのだが、このトップダウン型認知論は所謂「フレーム問題」によってその欠点を露呈したわけだ。
そしてそのフレーム問題を解決すべく、科学者達が見つけ出したのがアフォーダンス理論だった。

 

おっと何の話だったか。
気分をキブンを言ってしまったので、おそらくギブソンを連想したのだろう。
サイバーパンクのギブソンではなく、生態心理学のほうのギブソンだ。