夢の中で決まっていく場所がいくつかある。
そこには水晶のようなオブジェクトのようなものが屹立している。
形はいつも同じようだが、微妙に異なっているような気もする。確かな形はわからない。 もしかすると見ている間にも変化しているのかもしれない。 そこはあまりにも寂しい風景で、超未来ですべての生命が死に絶えた宇宙の終末なのかもしれない。
しかし、そこにあるのは恐怖での寂寥感でもなく、何故だかとても平穏な気持ちで見ている自分がいる。
そしてその気持ちを感じた瞬間に目が覚めることになる。