黒須の夢夢の中で、これは夢なのだと自覚していることがある。水の中を歩きながら、温度は感じていない。ただ水の中の歩行独特の重さは感じている。 夢の中で、何かから逃 […]
H et H『f450-number book』 会期:2018年1月9日(火)~3月16日(金) 12:00~18:30 休廊:土曜・日曜・祝日(1/13,1 […]
memoream
熾 錬 9は3の倍数であり、最初の平方根である。 3は錬金術では重要な数字でもある。 天使の階級は九段階あり熾天使(Seraphim)は六枚の羽を持つ。
無 髑 ”8”は無限の記号 ∞ のように見える。 何かの頭蓋骨で構成された無限の記号。 メレンコレアの絵の中の謎の八面体。 アナモルフォーシスで頭蓋骨が見える。 […]
梯 書 その階段が見えている部分は7段で、デューラーが敬愛する大天文学者・数学者のレギオモンタヌスの著書(「ア ル マ ゲ ス ト概要』)の巻数という説がある。 […]
鍵 秩 天使の持つ鍵は6個。 6は体系、完全、秩序をもたらす数。 鍵は財産や力の象徴でもあるが、その鍵が6つあることで力による秩序を表すのかもしれ […]
魔 龍 5は五芒星の五。 魔術の象徴。 ピタゴラス教団は5は2という偶数と3という奇数の和であることから、森羅万象あらゆる事象を説明する数としたという。 &nb […]
肆 元 4は四つ足の犬。 犬は忠実、学者の象徴。 シェルピンスキーカーペットは正方形の各辺を三等分し、対する点を結んで出来た正方形をくり抜く、という事を繰り返し […]
幽 鬱 3という数字は相反する2つのものを結びつける。3は統合し、2つに別れたものを結びつける。 ディバイダーは分割し全体を測定する。 シェルピンスキーギャスケ […]
未 過 時間が砂時計のように上から下に流れるのであれば、未来が上で過去は下になる。 我々は未来に向かって後ろ向きに進んでいるので、未来を見ることはできない。 & […]
全 一 単一なるもの 全体 sky fall 落下する彗星(「贖罪をするヒエロニムス」の裏側に描かれたエニスハイムの雷石?) ※モナド (Mona […]
”8”は無限の記号 ∞ のように見える。 シャルピンスキーのカーペットの一部(?)で、基本の正方形が8つで構成されたアイコン。 メレンコレアの絵の中の謎の八面体 […]
黒須父(以下黒)「とにかくきっかけの作品が門をモチーフにしているわけだし、デューラーをモチーフにした作品を作ってみてくれないか」H「何故」 H「デューラー」 黒 […]
メランコリアは憂鬱質をテーマに描かれているのは間違いない。憂鬱質はサトゥルヌス=土星と結びついている。 2001年宇宙の旅(小説版)では月で発見された物体TMA […]
「たぶん僕らは美術家とか作家とかではないんだと思います。そういった人種は何らかのセンサーを備えていて、それらをアウトプットせざるを得ないというか。職業的なもので […]
「 理由は単純なんです。僕らは一緒に作品を作り始めたのはあるイメージを共有していたからです。 ディテールは異なると思いますが、大筋では”あのイメージ”が人生につ […]
夢の中で決まっていく場所がいくつかある。 そこには水晶のようなオブジェクトのようなものが屹立している。 形はいつも同じようだが、微妙に異なっているような気もする […]
森の中で浮かぶ男を見た夢を見た。 その奥に顔のない男が。
狂暴そうな男が呪文のように呟いている ”He who runs after two hares will catch neither.” […]
何かの装置のスケッチをしている自分の夢を見た。入り組んだ配線がしてあり、何か力をため込んで切るようなもの。 それはとても重要だとわかっているし、描いているときは […]
夢の中で見た夢の景色。
父は美術に興味があったらしく、よく美術館や画廊を回っていたらしい。 ある時に見た作品に衝撃を受けたそうだ。 「これはまるで俺がmemoreamで見た風景そのもの […]
装置としてのmemoreamのコア部分はmelencoleaの六面体と同じ形をしていた。この六面体の正面は5角形。アイコンも五角形が基本。すべてが何らかの意味を […]
B県の山中のF村で撮影されたUFOの写真。球体形が比較的多いという。
政府関連の依頼による調査 某県の山中のF村では多数のUFOの目撃例があると報告があがった。上層部は調査隊を組織し、父が隊長として調査に赴いた。 調査を続けるうち […]
父がmemoreamでの風景を撮影していたもの。 memoreamを経由して写真も残すことができたらしい。
研究所の通路の壁にある「H et H」の作品。 壁が一部壊れて、中身が露出しているが、俺には全くわからない。 ここはある遺跡をもとに作られた。遺跡についてはま […]
実際のところ、その建物は樹海の奥深くにあった。 上空から丸見えだったが、父の作り上げたカモフラージュシステムが動作しているらしく、通常は認識できない”結界”が張 […]
1990年 村松画廊(東京、銀座)にて展示されたH et Hのインスタレーション作品の一部。H et H【あっしゅ・え・あっしゅ】兵頭忠明、平井武人の二人からな […]
memoreamのガーディアン達。記憶≒夢。memoreamの世界では何か結節点のような、限界点の様なものがあるようだ。そこには番人のようなものがある。俺はガー […]
自分の夢には様々なモンスターが現れる。 自分の夢にはいくつかのパターンがあるが、迷宮をさまよっているときに出くわす「奴」だ。 岩の塊のようであるが、巨大な頭部の […]
「憂鬱な天使」のように背後に鳥が飛び交う。 memoreamで他人の夢に入らない時も、その影響が残るようだ。装置-コアも夢に現れ、身体が浮遊している。
時々、恐ろしく空虚なキブンになるときがある。常に自分を後ろから見下ろしているような性格で、何をやるにしても第二の自分が横やりを入れている。そしてその第二の自分に […]
ハヤカウ文庫「F450」この本は黒須の父親が蒸発する前に黒須に残したもの。 (それにしても「蒸発」という言葉は何か恐ろし気なイメージが幼いころにあった。人が蒸発 […]
memoream gate【】 記憶にダイブした後にはこのゲートをくぐって「あちら側」に行く。 H et Hの作品に、このゲートに酷似した作品がある。 父がH […]